醸景JOUKEI
Regions産地WineriesワイナリーWinesワインJournalジャーナルMap地図SEARCH

VINTAGE ARCHIVE

2022

EXCELLENT · 優秀

春の訪れが遅く、開花が2週間程度遅延。夏は涼しい気候が続き、完熟に時間を要した。9月末まで晴天が持続したことで、ゆっくりとした成熟が実現。結果として、繊細でエレ

REGIONAL RECORDS — 2022

EXCELLENT

北海道(余市)

収穫期

10月1日 10月20日

降水量

890 mm

WEATHER SUMMARY

春の訪れが遅く、開花が2週間程度遅延。夏は涼しい気候が続き、完熟に時間を要した。9月末まで晴天が持続したことで、ゆっくりとした成熟が実現。結果として、繊細でエレガントなスタイルに。

HIGHLIGHTS

  • +

    低収量による凝縮感

  • +

    酸の鮮度が長期熟成に適した構造

  • +

    ケルナーのペトロール香が早くも現れる

CHALLENGES

  • 開花遅延による収穫量の減少

  • 秋雨リスクとの戦い

2022年は忍耐のヴィンテージだった。遅れた春を嘆いたが、10月まで待ったことで予想を超える深みが生まれた。今すぐ飲むより、5年後のために蔵出しを控えるべきかもしれない。

ドメーヌ・モン

GOOD

山梨(甲州)

収穫期

8月22日 9月18日

降水量

1050 mm

WEATHER SUMMARY

梅雨明けが早く、7月から高温乾燥が続いた。水ストレスにより一部品種で凝縮感が増したが、収量は平年の70%程度に。収穫期に適度な降雨があり、最終的な果実のバランスは良好。

HIGHLIGHTS

  • +

    甲州種の凝縮感が際立つ

  • +

    ガメイの果実味がリッチ

  • +

    アルコール度数が高めで厚みのあるスタイル

CHALLENGES

  • 7〜8月の水ストレスによる収量減少

  • 一部ぶどうの日焼け被害

暑い夏だったが、ガメイにとっては恵みだった。色が深く、タンニンもしっかりとした、骨格のある年になった。BOW!の2022年は、過去最もリッチなスタイル。

ドメーヌ・オヤマダ

EXCELLENT

長野(千曲川)

収穫期

9月20日 10月8日

降水量

980 mm

WEATHER SUMMARY

全体的に温暖で、生育期間が長く確保された。千曲川流域では降雨が平年並みで、均整のとれたヴィンテージに。メルロとシャルドネが特に優秀な出来を見せた。

HIGHLIGHTS

  • +

    メルロの完成度が高い

  • +

    シャルドネの骨格と果実味のバランスが良い

  • +

    全体的に安定したヴィンテージ

CHALLENGES

  • 収穫前の局所的な降雨による収穫時期の判断の難しさ

2022年は教科書通りのヴィンテージ。特別なドラマはなかったが、だからこそ土地の純粋な表現が出た年だと思う。シャルドネの透明感は格別だった。

フェルム・ラ・ネージュ