JOURNAL
ジャーナル
テロワール、人、哲学、収穫。日本ワインの文化的記録。
2026年6月2日
日本の風土は、なぜこんなにも複雑なのか
日本列島は、ワインを作るには、決して"恵まれた土地"ではない。雨が多い。湿度が高い。台風が来る。それでも今、日本では各地でワインが作られている。しかも近年、その土地ごとの個性が、少しずつ面白くなってきている。
2026年6月1日
なぜワインは、人を惹きつけるのか
ワインは、不思議な飲み物だと思う。ただ酔うためだけなら、他にも酒はある。それなのに人は、時に何時間もかけてワインについて語り、遠い土地まで畑を見に行き、一本のボトルを大切に開ける。
2026年5月30日
風土は、まだ醸され続けている
未完成であることが魅力、日本ワインの今と、JOUKEIが記録したいもの
日本ワインは、まだ若い文化だと思う。けれど、だからこそ面白い。まだ決まりきっていない。まだ揺れている。まだ変わり続けている。その"未完成さ"そのものが、今の日本ワインの魅力なのかもしれない。
2026年5月29日
土地から、ワインを考える世代
最初から「この土地で」始めた、新しい作り手たちの視点
かつての日本ワインには、「世界へ追いつく」という大きなテーマがあった。けれど今、新しく畑へ入っていく世代は、少し違う場所から始めている。最初から「この土地で、どうワインを作るか」を考えている。
2026年5月28日
世界ではなく、風土を見始めた
「日本らしさ」を語り始めた、価値観の転換点
日本ワインは長い間、「世界へ追いつくこと」を目指してきた。けれどある時期から、問いが変わり始める。「この土地だから生まれる味とは何か」という問いへ。
2026年5月27日
北の大地の新しい風土
北海道がワインの地図を書き換えるまで
2000年代以降。日本ワインの地図は、少しずつ北へ広がり始めていく。北海道は、単なる"新しい産地"ではなく、日本ワインの価値観そのものを変えていく場所になっていった。
2026年5月26日
ワインを、"農"へ戻そうとした人たち
自然派思想と日本ワインの転換点、2000年代の静かな革命
2000年前後。日本ワインの世界で、少しずつ空気が変わり始めていた。「世界へ追いつくこと」を目指してきた時代から、農へ、土地へ向かう人たちが現れ始める。
2026年5月25日
世界基準を目指した日本ワイン
戦後から高度成長期、産業としての日本ワインが生まれるまで
戦後、日本ワインは大きく変わっていく。大量生産。品質管理。醸造技術。温度管理。衛生管理。そして、「世界で通用するワインを作る」という思想。日本ワインは、本格的に"品質"へ向かい始める。
2026年5月24日
日本ワインの幕開け
明治維新から始まった、西洋への憧れと葡萄酒の物語
日本ワインの歴史を辿っていくと、最初に見えてくるのは、「日本らしさ」ではなく、むしろ西洋への強い憧れだった。明治維新。文明開化。日本という国全体が、急速に西洋化へ向かっていた時代。
2026年5月23日
なぜ、醸景 JOUKEI を作るのか
土地と人が醸してきた景色を、記録するために
ワインは、ただ果実を発酵させた飲み物ではないと思う。その土地の気候、土壌、人の営み、思想——そうした目には見えない積み重なりが、少しずつ味になっていく。JOUKEIは、その景色を記録するために作りました。